少人数で挙げたい人のための結婚式場とプラン選び

■少人数婚の魅力とは
テレビで放映される芸能人の結婚式は、何百人という大勢の招待客がやって来て、とにかく華やか、豪華絢爛に行われるというイメージがあります。しかし結婚式は必ずしも大きな規模で行うことが良いというわけではなく、挙式する目的によっては少人数の方がずっと良いということが少なくありません。少人数婚の魅力は、ゲストの数が多くないから一人一人に対して丁寧できめ細やかな対応ができたり、一人一人に心を込めたご挨拶ができるなど、人とのつながりを大切にする式ができる点があげられます。ゲストがたくさんいる結婚式だと、お料理を出すだけでも時間がかかりますし、司会進行役があわただしく場を取り仕切るため、新郎新婦にとっては一人一人のゲストとゆっくり話をする時間がありません。会話ができないまま式が終わってしまうこともあるでしょう。そうした大規模な結婚式のデメリットを解消して、人とのつながりを大切にできるのが、少人数婚の魅力です。

 

それだけではありません。ゲストの数が少なければ、提供するお料理をカスタマイズすることもできます。規模が大きな挙式に対応出来る式場でも、食物アレルギー対応している所はありますが、一人一人の招待客が持っている食物アレルギーに個別対応することは難しいでしょう。しかし小規模の式なら、そうしたアレンジやカスタマイズにも対応してもらいやすいので、出席してくれるゲスト一人一人が心のこもったサービスを受けることができるという魅力もあります。またお料理に関しては、小規模ウェディングに対応している式場では、新郎新婦とゆかりのある食材を使ったお料理を作ってくれる所などもあります。こうしたカスタマイズできる点は、小規模ウェディングならではのメリットと言えるでしょう。

 

■リゾート婚は小規模が基本
都市部のホテルや式場でも、小規模なウェディングに対応している所はあります。しかし、家族や親族だけの10数人程度の規模だと、対応出来るスペースがなく、本来なら打ち合わせに使うスペースを提供されたり、だだっぴろいスペースの中でポツンと式を挙げることになるなど、満足できる環境を見つけにくいものです。都市部にはホテルや専門式場が多いので、少人数で式を挙げたい人にとっては選択肢はそれほど多くありませんが、発想の転換で国内及び海外のリゾート地で挙式してみようかなとい場合には、規模が大きなウェディングよりも小規模な方が圧倒的に有利となります。

 

リゾート婚では、チャペルや教会を利用して式を挙げ、その流れでパーティを行ったり、チャペルが併設されている施設を利用して挙式するのが一般的です。こうしたチャペルなどはもともと大人数を収容できる広さを兼ね備えていないため、規模が大きな式を挙げたいと希望してもかなわないことが多くなります。少人数婚の場合だと、おしゃれなチャペルがたくさんあって多くの選択肢の中から気に入ったものを選びやすく、満足度が高い結婚式を挙げやすいというメリットが期待できます。

 

■少人数婚の注意点とは
少人数と言っても何人ぐらいのゲストを招待するのか、また友人は何人ぐらい呼ぶのかによって式の雰囲気がガラリと変わります。家族や親戚だけでこぢんまりと式を挙げる場合だと、自分の側の親戚は皆小さなころから知っている人ばかりなので緊張せずに済むというメリットがありますが、気を付けないとただの親戚同士の顔見せとか食事会となってしまうリスクがあります。結婚式ではただの食事会になってしまわないように、式のスケジュールをきちんと立てて、スライドやアルバムなどを利用して小さなころからの生い立ちをまとめた演出をすると良いでしょう。また、家族よりも友人たちがメインの式の場合、カジュアルすぎてオシャレな飲み会になってしまうリスクがある点も気を付けたいものです。そうならないためには、結婚式と二次会の線引きをきちんとすることが大切で、場所選びや雰囲気づくりを工夫することで対応できます。

 

■人気の1.5次会とは
少人数婚で人気があるパーティのスタイルには、1.5次会というものがあります。これは、堅苦しいフォーマルな披露宴と、友人たちがカジュアルな雰囲気の中で結婚を祝ってくれる2次会との中間に位置するもので、アットホームな雰囲気の中で、出席してくれるゲストも参加しながらパーティを楽しめるというスタイルとなっています。カジュアルな雰囲気の中で行うため、お食事はコース料理ではなくビュッフェスタイルになっていたり、ガーデンウェディングなどでウェディングドレスも裾が短めのものを選ぶなど、1.5次会ならではの魅力はたくさんあります。

 

1.5次会と言っても、どのような雰囲気になるかは、ゲストの年齢や顔ぶれなどによって異なります。一般的にこのスタイルの挙式は少人数婚が多いので、自分たちでどんな雰囲気のパーティにしたいのかをよく考えながら計画を立てていくと良いでしょう。ちなみに結婚式の2次会では友人がすべてを仕切ってくれるので、新郎新婦はお客様のように座って場を楽しむだけでOKです。しかし1.5次会の場合には友人たちはあくまでもゲストで、計画を立てて準備をするのはあくまでも新郎新婦のお仕事となります。自分たちですべてを仕切るのは難しいので、ウェディングプランナーのサポートを受けたり、ブライダル業者のプランを利用するなど、工夫しながら結婚式を成功させたいですね。

 

■少人数婚の費用
少人数婚では、出席してくれるゲストは皆、家族や親戚、友人でもとても近い距離にいる人が多くなります。そのため、ゲストが持ってきてくれるご祝儀に関しても、金額はゲストに任せるご祝儀システムにするか、出席するなら一人いくら払うという会員制にするなど、工夫することができます。1.5次会のようなカジュアル感のある挙式では、会員制で一人1万円〜15,000円程度を祝儀も兼ねて支払うというシステムが人気のようですが、親戚など年配の方が多く出席してくれる挙式の場合には、従来通りのご祝儀制にしたほうがお互いに分かりやすくて良いかもしれませんね。

 

ゲストの数が少ないということで、少人数婚は結婚式にかかる費用を低く抑えることができます。そのため、一人一人に提供するお食事の質をアップしたり、演出などに費用をかけることができ、満足度の高い式を作りやすくなるというメリットが期待できるでしょう。また、少人数婚の場合、新郎新婦の衣装にかけるコストも低く抑えるカップルが多く、小さなスペースで圧迫感がないようにシンプルなドレスを選ぶなど、工夫できることがたくさんあります。カジュアルな雰囲気を取り入れることによって、挙式にかかる費用をダウンすることができるので、少人数婚ではそうしたカジュアルダウンを上手に取り入れて賢くウェディングを楽しむカップルが多いようです。

 

■旅行も兼ねて挙式できるのも魅力
少人数婚には、家族旅行も兼ねて海外で挙式するというスタイルもあります。自分を育てることに一生懸命で海外旅行などに行く機会がなかった両親にとっては、わが子の晴れの姿を見ると同時に、家族で海外旅行ができる点がとても好評で、新郎新婦にとっては親孝行できる最大のチャンスにできます。海外ウェディングの場合には、ブライダル業者のプランをそのまま利用することが多く、手間や時間をかけずに自分たちも海外旅行の気分で行ける、というカジュアルさが人気です。