結婚式場にかかる費用はどのぐらいが目安?

■結婚式はタダではありません
一生に一度の結婚式だから、自分が満足できる場所で自分にピッタリのウェディングドレスを着て盛大に行いたいと希望する人は決して少なくありません。しかし実際に式場を探し始めると、驚くほどの費用が掛かることを知ることになります。日本における結婚式費用は世界の中でもトップレベルの高さで、式にかける費用の平均は数百万円とも言われているほどです。

 

■費用がかさむのはゲストハウス
ホテルや専門式場のように、ウェディングのための設備やサービスが完備されている場所で式を挙げると費用は割高になるのかなとイメージする人は多いのですが、実際に同じ数の招待客を招く場合、費用が最も多くかかるのは、邸宅を一軒貸し切りでパーティを開けるゲストハウスのウェディングとなります。ゲストハウスでのウェディングは、招待客も参加して楽しめるので人気が高く、招待客の数が多くても少なくてもアットホームな雰囲気の中でプライバシー重視の結婚式ができるというメリットがありますが、ドレスやブーケ、引き出物など外部の提携業者からの持ち込みとなることが多く、費用面では割高になりやすいです。また、デコレーションなどは新郎新婦が手間をかけなければいけない場合も多く、費用がかかるだけでなく、手間や時間もかかる結婚式なのです。その他、ゲストハウスのレンタル料などもかかるため、予算としては400万円以上を目安にするカップルが多いのです。

 

■ホテルでの結婚式はケースバイケース
最もベーシックな結婚式と言えば、ホテルに内設されているチャペルや披露宴会場を借りての挙式ではないでしょうか。ホテルによってかかる費用は異なりますし、ゲストの数や内容によっても費用は多種多様ですが、目安としては70人ぐらいの招待客を招いた場合、300万円〜400万円程度かかることが多いです。ただし、遠方から多くのゲストを迎える場合だと、宿泊料金はディスカウントしてもらえることがありますし、ウェディングに必要なものはすべてそろっているので、手間や時間をかけずに挙式できるというメリットがあります。ホテルでの結婚式は、利便性が費用に含まれているとイメージすると良いかもしれません。

 

ホテルのように豪華で洗練された雰囲気の中で挙式したいけれど、費用をもっと低くしたい場合には、専門式場での式が良いでしょう。ホテルと比べると費用面では多少リーズナブルになるのが特徴ですが、専門式場は結婚式を行うためだけの施設なので、遠方からのゲストが泊まれる場所はありません。そのため、遠方からのゲストが多い結婚式だと、式場へ支払う費用とは別途で宿泊先を押さえなければいけなくなるため、その費用も考慮したほうが良いかもしれませんね。ちなみに専門式場で招待客70人程度の式を行う場合だと、かかる費用の目安は約300万円程度となります。もちろん、季節や暦、曜日などによって費用は変わりますし、地域や式場によっても費用は変わりますので、300万円はあくまでも目安です。

 

■チャペルでの結婚式
ホテルや専門式場で挙式する場合には、チャペルや教会での式と披露宴がパッケージになっていることが多いのですが、チャペルや教会を借りて式だけを挙げたいというカップルもいるでしょう。もともとキリスト教の信者でその教会に通っているカップルなら、挙式のためにかかる費用はあまり心配する必要はありません。しかし、特にキリスト教でもなければその教会とはあまり縁がないという場合だと、挙式に際しては費用がかかることになります。目安としては10万円〜20万円程度ですが、ドレスやブーケを持ち込んだり、メイクやヘアもお願いしたり、会場のデコレーションなどはすべて別途料金となるので、最終的にかかる予算はケースバイケースで異なります。

 

■人気急上昇のレストランウェディング
ホテルや専門式場では、豪華絢爛なウェディングをすることができますが、食事に関してはあまり期待していないという人がほとんどです。しかし、食にこだわりたい人にとってはウェディングのお食事もできたてのアツアツをゲストにふるまいたいもの。レストランウェディングでは、レストランとして日頃は営業している場所を貸し切って挙式及びパーティを行うことができるのが特徴で、かかる費用はホテルや専門式場と比べるとリーズナブルな所が多くなります。目安としては、レストランでどのようなお食事を出してもらうかによって異なりますが、招待客が70人程度の場合だと、300万円以下になることが多いでしょう。ただし、ドレスやタキシード、ブーケや引き出物などはすべて外部業者からの持ち込みとなり、そうした費用は割高になることが多いです。

 

■小規模なウェディングにピッタリの料亭婚
家族だけとか親戚だけで挙式したいカップルに人気が高い料亭婚は、和風の式を挙げたい人にピッタリなスタイルで、スペースが限られているのでゲストの数がそれほど多くない場合に良いでしょう。招待客50名ぐらいで行う場合の費用の目安は、100万円〜150万円ぐらいとなります。小規模ウェディングが人気の昨今では、料亭が近くの神社で行う神前式挙式と合わせてブライダルパッケージとして販売していることもあります。

 

一方、神社やお寺などで和風の結婚式だけを挙げたいという場合には、場所使用代として5万円〜20万円程度の費用が掛かります。ただし、この費用には衣装やヘアメイクなどにかかる費用は含まれていませんし、カメラマンや花嫁行列にかかる費用も全て別途になるので注意しましょう。ウェディングドレスのレンタルよりも白無垢レンタルの方が費用が高くなることが多いですし、外部からの手配は新郎新婦が自分たちで行わなければいけないため、手間や時間がかかる点も理解しておきましょう。

 

■費用を抑えるポイント
結婚式の挙式費用は、いろいろな要素によって異なります。費用がかかるからと言って挙式そのものをあきらめる必要はなく、工夫次第では費用を抑えて幸せな挙式を挙げることはもちろん可能です。例えば、ホテルや専門式場で挙式する場合でも、宿泊費用が高いホテルはそれだけ設備にコストがかかっているということですし、スタッフの質も高いため、そうした場所で挙式すると費用も高くなります。費用が低いホテルや式場でも、スタッフは専門のトレーニングを受けていますし、経験豊かなプロが多いので、費用を抑えたからサービスが悪くなったという心配はないでしょう。

 

また、招待客の数が増えると、当然ですが全体にかかるコストも高くなります。費用を少しでも抑えたい場合には、招待客を絞り込む作業も必要です。美味しいお料理をゲストに楽しんでもらいたいという場合なら、レストランや料亭などを選ぶという方法もアリですし、たくさんの結婚式に出席している人にとっては少しユニークな式の方が記憶に残りやすくなることは言うまでもありません。また、レストランウェディングや料亭ウェディングの場合には、それをきっかけにしてその店に通い始めるゲストもいたりしますし、ウェディングをしたことによってお店との人間関係を築くことができるなどの魅力もあります。どんなスタイルの結婚式でも、それぞれの魅力がありますし、工夫次第ではゲストの心に残る素敵な式を作ることもできます。夫婦初めての共同作業なので、二人でじっくり話し合いながら満足できる式を作り上げたいですね。