結婚式場の探し方と判断ポイント

■まずは予算と希望を決めること
全国各地にあるたくさんの結婚式場の中から自分たちにピッタリの一つを選ぶ際には、一つ一つの式場に足を運んで見学していたのでは時間ばかりかかってしまいます。あらかじめ、式にかけられる大体の予算を決めて、招待客の数、式のスタイルや時期などを絞り込みながら、いくつかの式場に絞り込むことから作業を始めると良いでしょう。例えば、東京都内に住んでいる人で少人数でアットホームな感じの結婚式にしたいという場合には、招待客の数という面ではゲストハウスやレストランでのウェディングなどがぴったりなのですが、自宅や職場のそばでするのか、軽井沢のような避暑地で行うのか、千葉や神奈川のような海が見える場所でするのか、ロケーションにはたくさんの選択肢があります。国内か海外か、地域はどうするかという広い部分から狭めていって、最終的に予算に合わせて5つか6つぐらいに絞り込むと良いでしょう。

 

■どんな方法で探すのが良い?
結婚式場の探し方はいろいろあります。ネットにはウェディング系のサイトがたくさんあり、それぞれ式場のロケーションや特徴、サービス内容や費用についての情報が提供されています。そうしたサイトでは、実際にそこを利用した人の口コミや感想もチェックすることができるので、生の声を知る良い機会として活用できるのではないでしょうか。

 

また、ブライダル系の雑誌も人気があります。最近ではスマホやタブレットを利用する人が増えているので、雑誌は少なくなっていますが、式場の紹介にとどまらず、ウェディングドレスや指輪、アクセサリーなど幅広く情報収集できる点が人気となっています。

 

もしも足を運べる距離にある結婚式場で、ブライダルフェアなどを開催している場合には、ぜひカップルで参加することをおすすめします。こうしたフェアは、実際に披露宴をシミュレーションした感じで雰囲気を味わうことができたり、披露宴で出されるお料理を試食できるなどのサービスが充実しています。もちろん、気に入ればその場で予約して日程を押さえることもできますし、どんなサービスをどんなスケジュールで受けることになるのかという説明もしてくれるので、結婚式に対してより具体的なイメージがわきやすくなります。

 

■ブライダルフェアでのチェックポイント
実際にブライダルフェアに行ってみると、ネットや雑誌で見るよりもより具体的に式場の雰囲気を味わうことができます。しかし、ただ雰囲気を味わうだけでは意味がありませんので、足を運ぶ前にチェックしたいポイントをしっかりと押さえておきたいものです。具体的にどんなポイントをチェックすれば良いかというと、まず披露宴会場の広さ、何人ぐらい収容できるのか、挙式をする場所と披露宴会場との距離、控室の広さや場所など、当日に自分の動線を確認することで、より具体的なイメージを作りやすくなります。

 

また、脳裏に記憶しようと思っても、複数の結婚式場を見学しているうちに忘れてしまうかもしれません。そのため、スマホやカメラなど写真を撮れるものはぜひ持参したほうが良いですし、メモ帳なども持参して、必要なことはメモしておきましょう。ブライダルフェアでは、美しい写真が載ったパンフレットなどを受け取ることもできるので、自分で作ったメモと一緒に保管しておくことで、後から思い出しやすくなります。

 

■大人気の式場のメリットとデメリット
結婚式場を探していると、1年先とか2年先まで予約でいっぱいな大人気の式場に当たることがあるでしょう。こうした人気の式場は、格式のある専門式場や高級感あふれるホテルなどが多く、その中でも結婚シーズンとなる春や秋の週末、そして大安や友引の暦の日などはかなり先まで埋まりやすいものです。自分たちもこうした時期や暦を希望するとなると、式場を変えて早めに式を挙げるか、それとも長蛇の列に並んで数年先まで待つかのどちらかになるわけですが、人気が高い式場にはメリットもあればデメリットもあるので、式場選びの際にはよく理解しておきましょう。

 

まずメリットですが、人気が高いということはやはりステキな式場が多いですし、オシャレ感が満載だったり友人との会話でも話題になりやすいものです。また、サービスが手厚く、失敗しない結婚式を挙げやすいというメリットも期待できます。一方、人気が高い式場では、ずっと先まで予約が埋まっていて希望する時期に式を挙げられなかったり、挙式当日も会場が大混雑していて、場合によっては他の花嫁さんと遭遇するなんて事態も起こりやすくなります。さらに、スタッフもてんてこ舞いで複数のウェディングをサポートすることになるため、リクエストしたことをうっかり忘れてしまうなどのトラブルも起こりやすくなります。

 

■予算はどうすればよい?
結婚式場を探す際には、式場が提供するサービスをどこまで受けるか、どこからは自分たちで手配するのかなど、こまかい点も良く考えながら予算を決める必要があります。全てを式場やウェディングプランナーに一任してしまうと、最高級のウェディングをアレンジしてもらうことができますし、手間がかからず便利なのですが、コスト的には割高となります。また、式場ごとに費用設定や持ち込み料金などが異なるので、そうした点を比較しながら自分たちで、掛けるところは掛けて削れる部分は削るといったメリハリのあるウェディング計画をすると良いでしょう。

 

例えば、ウェディングドレスの場合、式場でレンタルできるものを選んでも良いですし、気に入ったものがなければ自分でドレスを購入したりレンタルしたものを持ち込むという方法もあります。外からの持ち込みは有料になっている式場が多いので、持ち込みたいものが多い場合にはそれにかかる諸経費も予算に入れておいた方が良いでしょう。特に引き出物などは、1個当たりいくらの持ち込み料がかかるという個別の計算になるので、招待客が多ければ持ち込み料だけでも結構な金額になります。また、式場によっては、持ち込み不可になっているアイテムもあったりするので、そうした点を式場ごとに比較することも大切ですね。

 

■結婚式場はキャンセルできるのか?
基本的に、結婚式場は予約をする時に内金というものを支払います。これは、本気でその日程で結婚式を挙げるという意思表示をするためのもので、最終的にはかかる式の費用に組み込まれることになります。万が一、挙式の前に式場をキャンセルすることになった場合、キャンセル料を支払う必要が出てくるので注意しましょう。

 

このキャンセル料についてですが、内金を入れない仮予約の場合には、キャンセル料は発生しません。しかし、正式に予約を入れる際には契約書を交わすことになり、そこにキャンセル時のペナルティについての記載もあります。式場によっては、キャンセルに関する事項を説明するのは縁起が良くないと考え、後できちんと読んでおくようにと言われるだけの場合もありますが、もしも返金されないキャンセル料が発生するという場合には、それは仮予約ではなく正式な予約をしたということなので覚えておきましょう。ところで、人気が高い結婚式場だと、予約を入れても挙式が1年先、2年先なんてことがありますが、場合によってはそれまでの期間に恋人と別れてしまい、相手をチェンジして同じ日程で挙式を決行するというツワモノもいるのだそうです。