国内結婚式VS海外結婚式

■海外結婚式の人気は高い
人とは違う結婚式にしたいという人や、家族だけで式を挙げたいという人に人気が高い海外結婚式。海外と言ってもいろいろな雰囲気の所がありますが、中でも人気が高いのはリゾート感が高いハワイやグアム、そしてモルジブ、タヒチ、ニューカレドニアなど海が美しい場所です。とくにハワイは日本人が多く日本語も通じるという点で安心感がありますし、年間を通して天候に恵まれているという点から、海外結婚式の中では人気ナンバーワンのロケーションとなっています。

 

■準備期間を比較
結婚式を国内で挙げる場合でも海外で挙げる場合でも、準備期間があります。国内で挙式する場合、式場によっては1年以上前から日程を押さえておかなければいけないような人気の場所もありますが、場所を押さえてあれば具体的な準備をスタートするのは挙式半年ぐらい前からが多いようですね。ただし、式場ごとにラインナップされているプランやパッケージを利用する場合なら、挙式2か月前ぐらいの駆け込み婚でも間に合います。

 

海外で挙式する場合には、右も左も分からない場所という点や、遠くて現地を下見したり打ち合わせで足を運ぶということが難しいため、ブライダル業者のプランやパッケージを利用するのが一般的です。ただし、どのぐらいの期間がかかるかは何人ぐらいのゲストを招待するかによって大きく異なり、新郎新婦の家族だけなら挙式1ヶ月ぐらい前からでも間に合うことが多いのですが、数十人という単位で招待する場合だと、半年ぐらい前から少しずつ準備を始めることになります。国内と海外とで準備期間を比較した場合、国内挙式の方が準備にかかる期間は長くなる傾向にあります。ただし、こまかい点について納得しながら準備を進めることができるので、細部にもこだわりたいという人なら国内結婚式の方が満足度は高いかもしれませんね。

 

■かかる費用を比較
国内と海外とで挙式にかかる費用を比較した場合、国内結婚式の方が圧倒的に費用は高くなります。海外で結婚式を挙げる場合、ブライダル業者のパッケージやプランを利用することが多いため、式場の使用料やドレスのレンタル、ヘアメイクなどにはあまり費用は掛かりません。最も多くかかるのは、自分たちおよび招待客の渡航費や滞在費になります。ただし、海外結婚式の場合には、新婚旅行も兼ねていることが多いため、ハネムーン費用が別途かからないというメリットがあり、平均すると100万円〜150万円程度で収めているカップルが大半です。

 

一方、国内で挙式をする場合、式場に頻繁に足を運んでたくさんの選択肢の中からプランやパッケージを選んだりカスタマイズしていくため、ランクが高いゴージャスなものを選ぶ傾向にあるようです。最初の予算はそれほど高くなくても、最終的には予算を大幅にオーバーしたというカップルはとても多く、2016年の全国平均では300万円〜330万円程度かかっています。この金額は挙式及び披露宴にかかる費用なので、ハネムーンにかかる費用は含まれていません。そう考えると、海外で挙式をしたほうが費用の面では圧倒的にリーズナブルと言えるでしょう。

 

■人気のシーズンを比較
国内結婚式の場合、人気が高いのは天候が穏やかな春と秋です。特に4月と5月にかかるゴールデンウィークや、11月のシルバーウィークなどはまとまったお休みが取れるために招待客にとっても都合が良いという点から人気が高く、特に大安や友引など暦が良い日だと1年以上前から予約が入ってしまう事は珍しくありません。季節や暦にあまりこだわらないというカップルなら、希望する挙式日の半年ぐらい前から式場探しをしても十分に満足できる式場を見つけることができますが、特定の式場で挙式したい人が特定の暦、特定の日程を希望する場合だと、場合によっては希望通りの日程を押さえられないことがあるという点は国内挙式の特徴と言えます。

 

一方、海外挙式の場合だと、招待客がまとまったお休みを取りやすいゴールデンウィークや夏休みなどが人気のシーズンとなります。また海外旅行にかかる料金がリーズナブルになる4月から6月にかけての季節も人気が高く、こうした時期を選べば挙式費用を低く抑えることもできますし、同じ費用でもゴージャスな式にすることができますね。

 

■気になる結婚式の規模を比較
国内結婚式でも近年では少人数で行う式や、ゲストハウスやレストランなどを借りてアットホームな雰囲気で行う式が増えていますが、ホテルや専門式場などを利用する場合だと招待規約が60人〜100人ぐらいの規模になることが多いようです。たくさんの人に祝ってもらいたいという気持ちはあっても、ゲストの数が増えれば当然費用もかかることになるため、そのバランスや調整をする点は国内挙式の難しい点なのかもしれません。

 

海外の場合だと、カップルのみだったり両家の両親など親族のみというケースが大半です。友人などを招待する場合でもゲストの数は10人〜20人程度になるため、結婚式の規模は小規模が圧倒的に多くなっています。ブライダル業者のパッケージでは、ゲストの渡航や宿泊先など全て手配してもらうことができるので、人数が増えるとかかる費用だけが多くなって準備の手間や時間などはそれほど変わりませんが、近年ではゲストには自腹で渡航してもらい、宿泊費のみを新郎新婦側が負担するというスタイルが多くなっています。

 

■気になる結婚式の内容を比較
国内挙式の場合だと、ドレスやタキシード、ブーケなど一つ一つのアイテムに関してたくさんの選択肢の中から選ぶことができたり、気に入ったものを外部から持ち込むことができます。また、カメラマンを指名したり、思い出が詰まっている場所で写真を撮るなど、新郎新婦のこだわり通りの式ができます。しかし海外挙式の場合には、カタログやネットなど写真を見て場所を決めることが多く、実際に式場に足を運んだことがあるというカップルはほとんどいません。ドレスなども当日に選ぶことになりますし、写真撮影の場所も業者があらかじめピックアップしたロケーションになるため、自分たちのこだわりをしっかり反映することは難しいかもしれません。もちろん、現地のコーディネーターが人気や満足度が高い内容を厳選していますし、海外結婚式の場合にはその場の雰囲気などを味わいながら式を満喫できるので、国内挙式とは大きく違う式にできるという魅力があります。

 

細部にもこだわりたいという人なら、国内で結婚式をしたほうが満足度は高いかもしれません。しかし全体の雰囲気が良ければOKという人なら、海外でも十分に満足できる挙式にすることはもちろんできます。また最近では、海外で少人数の挙式を行い、後日国内で友人を集めて2次会や披露宴をするというカップルが増えているため、ビデオカメラなどを持ち込んで式の様子を録画してくれるサービスなどもオプションになっていることが多いですね。海外で二人きりもしくは親族のみの小規模ウェディングでも、その時の様子をビデオや写真にまとめて国内での2次会などで披露すると、とても喜ばれます。

 

国内でも海外でも、新郎新婦の希望に合わせて素敵な結婚式を作ることができます。不安な人は結婚式プランなどを上手に活用すると、失敗しない式を作ることができますし、分からないことはどんどんコーディネーターなどに相談しながら満足できる式を作りたいですね。